SCOPの活動予定・活動記録を主に書いていきます。


by senshu-scop

2/20『文明論之概略』第一回勉強会レビュー?

参加者は菅原光先生、乙幡、西山、中橋である。


場所は専修大学菅原光研究室。

時間は3時間半である。

前回の議事録方式で書き込んだところ、「長すぎて読むに堪えん」というご意見が寄せられたので、方式を改め、議事内容を完全に編集した上でのレビューという形で今後書き込んでいきたいと思う。

さて、今回のテキストは『文明論之概略』で、範囲を第6章までとして、参加者は読んできたわけであるが、全体的に(自分も含めて・・)読み込みが浅く、テキストの内容から離れて価値観論争、原理論争に発展してしまった感がある。(菅原光先生は除く)

菅原光先生にもそれなりに参加していただき、議論の交通整理を行っていただいたが・・・・読み込みが浅いわけであるから、論拠となる個所を的確に指摘することすらできない。惨憺たるものだった。

であるから、3時間半の時間のうち、その大半は雑談(政研の今後や、学問の方法といった大変有意義な雑談ではあった・・・)で終わってしまった。

「菅原先生相談会」「菅原先生と話す会」ということなら大成功であった。


とはいっても『文明論』の議論も少しはしたわけで、そこで話した主な内容を一応書いておく。


「国体について」・・・・・ここでは、福沢が使う「国体」という言葉の定義と明治期当時の一般的な国体の意味、それから明治以前の水戸学や国学に見られる「国体」の定義の相違を確認し、昭和初期の「国体」の意味との相違も確認した。


「社会について」・・・・またまた「society」についての議論である。ここでは、当時の日本、あるいは現代の日本でも使われている「世間」という言葉と「社会」という言葉の違いについて議論した。「世間の目」というものが何であるかわからないのに、規範に近い力を持つのはなぜか。いまだに日本は「個人」と「社会」を確立できていないのではないか。このような問が発せられた。

お忙しい中、菅原先生には会場を用意していただいたばかりでなく、ある程度参加までしていただいた。

にもかかわらず、『文明論』にかんして踏み込んだ議論ができず、その点では大変後悔と自省の念に駆られている。


とはいえ、長い時間菅原先生とお話ができたことは参加者全員にとって大きな収穫であり、有意義な時間であったとも思っている。

reviewとしていい出来なのかはわからないが、reviewの名詞用法の意味には「反省」や「回顧」、「概観」という意味もあるので、まぁ今回は「反省」ということで。



ちなみに次回の勉強会は2月27日一時より神田で行います。

あと、合宿の参加者がいまだに確定していません。自分に「保留」と伝えている方は早急に態度をお示しください。詳しい内容がわからない場合は乙幡までお問い合わせください。




平成21年2月22日       乙
[PR]
by senshu-scop | 2009-02-22 01:24