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by senshu-scop

2009年8月2日の勉強会レビュー

8月2日 10:30~11:50

▼概要
「ロック『市民政府論』 」の読書会①(~5章)

参加者
赤星、岡部、福田(謙)

▼まとめ
【1】担当者
1・2章→福田(謙)
3~5章→赤星
・担当者はレジュメ持参

【2】議論の展開

テーマ1 自然法について

・自然法に反する国家の実定法は正しくないとされている。

 →自然法は、すべての基本となるものではないか。

・(奴隷や所有権の項から)自然法は現状の世界を正当化するという側面もあるのではないか。

・創造主によって作られたという共通のアイデンティティを作っている。

・自然法は、政治権力を除けば、その根拠に神の権威を使う部分もあり、新たな秩序を構築するにおいてのフィクションなのではないか。

・自然法は、人間に"理性(まっとうな思考)"があることを前提としている。

 →平和は非常に不安定なもの。

 →"理性"を持つことが、動物などの下等構造物と人間との違い。

・市民政府は、終わらない戦争状態(報復の連鎖)を打ち切るための"手打ち"の役割。


▼レビュー
 赤星君の発案により始まった『市民政府論』の読書会の1回目は、一年生の岡部君を交えて3人で行われた。 議論は、「統治することにおいて、どのように機能するのか」という視点で主に行われていた。筆者にとって特に印象的だったのは、4章で語られていた奴隷についての説明である。契約を結んでいればそれは奴隷ではない、とロックは規定している。階級の差を不満として挙げたとしても、「それは契約に基づくものだろう?」と言われてしまえばそれまでなのだ。

文責:福田謙一


本日の勉強会に関して、なにか不満・要望等があれば気軽に福田謙一までメッセージください。
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by senshu-scop | 2009-08-03 08:02