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by senshu-scop

2009年11月10日の勉強会レビュー

11月10日 18:00~19:50

▼概要
「江口克彦『地域主権型道州制』 」の読書会①(~4章)

▼共催
駒沢大学政治学研究会、専修大学政治学研究会

▼参加者
(駒沢大学メンバー)大古、楠浦、山本
(専修大学メンバー)河野、小山、田中、中橋、二瓶、福田、和田

▼まとめ
【1】担当者
序章→河野
1章→福田
2章→和田
3章→二瓶
4章→中橋
・担当者はレジュメ持参

【2】議論の展開

テーマ1 道州制を統合として見る

 ・(現状は広域自治体として議論しているが、)それ以上(擬似連邦制等)になった場合に、どこまで各州の自治を許すのか。


テーマ2 地域主権型道州制は、"日本を元気にする"のか?

 ・経済成長についての議論。東京だけを強くする場合と筆者の言う多拠点を個々に成長させる場合を比較する。

 ・東京拠点型⇒東京を強くし、地方はその恩恵にあずかる。

 ・多拠点型(地域主権型道州制)⇒地方に拠点を作り、その拠点を個々に強くする。

  ★多拠点型の場合、成長に時間がかかる。


テーマ3 地域主権型道州制で何が変わる?

 ・地方の人種問題(アイヌ、移民など)が顕在化

  ⇔国際都市としての強みに変えられる可能性もある。


テーマ4 地域主権型道州制のポイント

 ・筆者の書き方だと、東京は、地域主権型道州制導入後に地方が成長するまで支援する役割を迫られることになるのではないか。

 ・地方都市にハブとしての機能はあるのか。(相変わらず東京に人・モノ・カネを吸い取られるのではないか)

  ⇔大阪、福岡などもハブとしての可能性はある。(故郷を出るときに福岡にも行くし大阪にも行く)

 ★地域主権型道州制が成功するには

  ・地方に発展するためのポテンシャルがあること。

  ・それを引き出せるだけの人的資本があること。

  ・地方が独自に税システムを作れること。

  ・地方の政治ステム(議会機能等)が正常に機能していること。

  ・地方の一定成長達成まで支援できるだけの力が東京にあること。

  ・東京から支援された場合、地方が支援に甘んじないこと。

  ・東京が地方に支援する場合、東京州民がそれに理解を示すこと。

  以上のことがあげられる。これをすべて達成するのは難しいのではないか。


▼レビュー
 『地域主権型道州制』についての初めての勉強会であった。地方出身者が多く、自分の地元を想像しながら発言する者もいて、議論への参加も容易であったようだ。当初は90分を予定していたのだが、予定を延長して2時間近くも議論した。また、今回は駒沢大学政治学研究会との共催で行ったものでもあった。駒沢側からは山本会長をはじめとして、大古君、楠浦君が参加した。勉強会終了後に懇親会も行ったが、とてもいい雰囲気の中で終わることができたと思う。次回は駒沢大学で行う予定である。

文責:福田謙一

本日の勉強会に関して、なにか不満・要望等があれば気軽に福田謙一までメッセージください。
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by senshu-scop | 2009-12-16 22:29 | 勉強会報告