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by senshu-scop

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8月4日 10:30~12:30

▼テーマ
一票の格差

▼参考文献
『総務省 選挙関連資料』(総務庁)
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/index.html

▼参加者(敬称略)
鈴木(嗣)、鈴木(祥)、鈴木(悠)、中橋、福田、山根木、横田、Hさん、Sさん


▼まとめ
【1】担当者
福田
・担当者はレジュメ持参。


【2】議論の流れ

鈴木(祥):参議院は解散もないし任期も長いから、国の問題について腰を落ち着けて考える場にする。選出方法としては全国比例代表がいい。

S:参議院は、衆議院で決まったことについて批判して衆議院に戻すという性質から、有能な人物が多い。

H:「1票の格差」が表に出だしたのは、民主党が参院選で負けてから。

鈴木(祥):1人区で自民党は21勝しかしていない。これは自民の利益誘導型政治がボロボロになってきたということ。

福田:確かに「1票の格差」は存在する。しかし、それは現行のルールの上での問題に過ぎない。それに応じた戦術を立てればいい話。

鈴木(嗣):国会議員は、国民の代表でありながら、地域の代表でもある。二律背反的な存在に思える。

福田:同じ問題でも中央と地方とで見方が違う。新たな中央-地方関係を作るためにもすみ分けをした方がいい。

S:議会の形がい化についていえば、選挙をする時、顔とか感情ではなく、政策の有効性を基準にして選ぶようにしてほしい。

鈴木(祥):国政選挙における民意とは何か。

山根木:今回はマスコミの影響が大きかったように思える。

H:W杯中継の合間に自民党のCMが入っていた。しかし、民主党も事業仕分けの時にメディアを使っている。どちらもメディアを使っている。

福田:両党のイメージがメディアによって味付けされている。国政選挙での民意は一種のファン投票のような形になっているのか。

S:それでいいと思う。選挙はメディア戦略が中心。

H:でも、メディアと事実とは同じこともあるし、違うこともある。自分の目で見ないとだめ。各々が考えて投票することが大事。

鈴木(嗣):国民の関心を高くしてくれるよう政党が努力してほしい。

福田:今の民意は政治に関心を持ってはいるが表面的なところしか捉えられていない。その上で、政策面など、一歩踏み込んだ領域に興味を持ってもらえばいいということ。

山根木:現状は、衆愚制に近い。

鈴木(嗣):投票率が高くなりすぎるのも問題に思う。

H:投票する時に、過去、現在、未来、様々な視点から考えなくてはならない。(チェスタートン「死んだ人にも投票させろ」)

鈴木(祥):民意は政党の政策を選んでいるのではなく、その政党を信頼できるかどうかで投票している。今回でいえば、1人区で民主党は信頼を失ったと言えるが、日本全体でみれば信頼度は自民党に優っている。

H:今回の選挙でできた「ねじれ国会」は自民党と民主党という、明確な政策区分を持たない政党同士が話し合う場を形成したということで良かった。

S:そこでは、両党とも理念の違いを表に出してほしい。

鈴木(嗣):しかし、選挙のことを考えれば当たり障りのない政策を上げざるを得なくなり、結局似通ってきてしまう。違いを表に出す勇気があるのか。

鈴木(祥):社会状況は変化した。社会保障について言及しないと当選ができない。細かいところが違うだけで、大まかな流れは似通ってきている。

横田:政治が身近にない。だから関心が持てない。

中橋:あの選挙で、消費税増税について言及している政党は結構あったのに、民主党が増税といったら支持率が下がるのは疑問。あと、自民党が憲法9条改正について言っているがそれが争点に上がらなかったのが不思議だった。

S:外交・防衛問題は身近な問題でないからなかなか関心が持てない。

福田:今の政治に対して国民は関心を持ってみているが、あくまで表面的なところだけしか見ていない。政策まで見てもらうにはどうすればいいか。

H:例えば、地方分権の中身について議論しなければ、地域代表というもの定義(何を代表するのか)についても考えられないと思う。

福田:どんな政策にしても、自分の身近に来る可能性がある。そのことを意識する。

中橋:極限状態で投票に行く人の意見が反映されることが民主主義の意義。

中橋:投票率はそこまで高くなくてもいいと思う。

鈴木(悠):初めてだったので、ついていくのが大変だった。いいきっかけになった。

横田:自衛隊にいた時の経験と、民間人の時の経験を比べていって、一票を投じた方が、国益につながると思う。

鈴木(祥):衆議院の比例復活はやめてほしい。

山根木:「1票の格差」というが、国民の利益になるのであれば、平等でなくてもいいのではないか。

福田:参加された皆さん、お疲れさまでした。
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by senshu-scop | 2010-08-26 12:06 | 勉強会報告