2009年9月25日の勉強会レビュー
2009年 10月 18日
9月25日 16:30~18:00
▼概要
「岡崎晴輝・木村俊道『はじめて学ぶ政治学』」より
Ⅲ-2 J・S・ミル『代議制論』
参加者
赤星、中橋、二瓶、福田(謙)、和田
▼まとめ
【1】担当者
福田(謙)
・担当者はレジュメ持参
【2】議論の展開
テーマ1 功利主義の代議制論
・「社会全体の利益」とは何か→構成員の満足度? 公共問題の解決?
⇒ここでいう「社会」とは何か
↑
階級(ex.ブルジョワと労働者)ごとに「利益」は異なる。
「利益」の集計は難しいのではないか。
(議員=「利益の代表」の限界)
↑
ニーズが多様化し、それぞれが対立することもある時、
「利益」はどのように集計されるのか。
テーマ2 議員は、「有権者の代表」としての責任をどう果たすのか。
・委任説(地元の利益を優先)→地元の「苦痛の除去」と「快楽(利益)の獲得」
・独立説(自分の良心を優先)→国民が国益を享受できるよう努める。
→国益と国民の「利益」は同じか?
(ex.八ッ場ダム問題)
↓
テーマ3 「有権者の代表」を選ぶための選挙
・議員とは、「利益」(ニーズ)をつかむ者←利益の多様化
→潜在化されたニーズ…「何を求めているか」が漠然としすぎている。
→"選挙の争点"は誰が作り出すのか。(政党? メディア?)
・マニフェスト(今回の衆院選)…公認候補の均一化
→候補者独自の政策はあるのか…少なくとも選挙時には顕在化はしていない。
(マニフェストの焼き直しが目立つ)
→有権者はどのレベルで候補者を判断しているのか。(人間? 政党?)
↓
テーマ4 選挙方式について
・小選挙区制…「○○党の××さん」→政党の窓口?
・個人ではなく、政党で判断をしているのなら→比例代表制
▼レビュー
今夏行われた衆議院議員選挙で、民主党は大きく議席を伸ばし、政権与党に躍り出た。そこで、今回は衆院選の総括も兼ねての勉強会を行った。議論についてであるが、全員から意見を聞けず、特定者間での議論が目立ってしまったことが残念である。
次回以降の勉強会についてだが、10月下旬から「江口克彦『地域主権型道州制』」を使って、道州制について扱う予定である。
文責:福田謙一
本日の勉強会に関して、なにか不満・要望等があれば気軽に福田謙一までメッセージください。
▼概要
「岡崎晴輝・木村俊道『はじめて学ぶ政治学』」より
Ⅲ-2 J・S・ミル『代議制論』
参加者
赤星、中橋、二瓶、福田(謙)、和田
▼まとめ
【1】担当者
福田(謙)
・担当者はレジュメ持参
【2】議論の展開
テーマ1 功利主義の代議制論
・「社会全体の利益」とは何か→構成員の満足度? 公共問題の解決?
⇒ここでいう「社会」とは何か
↑
階級(ex.ブルジョワと労働者)ごとに「利益」は異なる。
「利益」の集計は難しいのではないか。
(議員=「利益の代表」の限界)
↑
ニーズが多様化し、それぞれが対立することもある時、
「利益」はどのように集計されるのか。
テーマ2 議員は、「有権者の代表」としての責任をどう果たすのか。
・委任説(地元の利益を優先)→地元の「苦痛の除去」と「快楽(利益)の獲得」
・独立説(自分の良心を優先)→国民が国益を享受できるよう努める。
→国益と国民の「利益」は同じか?
(ex.八ッ場ダム問題)
↓
テーマ3 「有権者の代表」を選ぶための選挙
・議員とは、「利益」(ニーズ)をつかむ者←利益の多様化
→潜在化されたニーズ…「何を求めているか」が漠然としすぎている。
→"選挙の争点"は誰が作り出すのか。(政党? メディア?)
・マニフェスト(今回の衆院選)…公認候補の均一化
→候補者独自の政策はあるのか…少なくとも選挙時には顕在化はしていない。
(マニフェストの焼き直しが目立つ)
→有権者はどのレベルで候補者を判断しているのか。(人間? 政党?)
↓
テーマ4 選挙方式について
・小選挙区制…「○○党の××さん」→政党の窓口?
・個人ではなく、政党で判断をしているのなら→比例代表制
▼レビュー
今夏行われた衆議院議員選挙で、民主党は大きく議席を伸ばし、政権与党に躍り出た。そこで、今回は衆院選の総括も兼ねての勉強会を行った。議論についてであるが、全員から意見を聞けず、特定者間での議論が目立ってしまったことが残念である。
次回以降の勉強会についてだが、10月下旬から「江口克彦『地域主権型道州制』」を使って、道州制について扱う予定である。
文責:福田謙一
本日の勉強会に関して、なにか不満・要望等があれば気軽に福田謙一までメッセージください。
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by senshu-scop
| 2009-10-18 01:12